
故人の家がゴミ屋敷だった時の遺品整理...
一人暮らしをしていて亡くなった親族の遺品整理をしようと行ってみると、ゴミ屋敷になっていた、という話は珍しくあり...
- 2019.06.04
ブログ
故人によって出てくる遺品も千差万別。
今回はその中でも処分に困るもののお話です。
遺品整理をしていると、処分しにくいものが出てくることがありますよね。
どの家庭でもよく聞かれる処分に困る遺品はこの4つです。
1.現金や商品券
2.食品や調味料
3.医薬品
4.消火器
キャッシュカードやATMを使う機会が少なかった世代に多いのが、現金や商品券といった遺品です。当然一目につくような場所に置かれているはずもなく、大抵がタンスの奥や引き出しにしまわれているものです。作業中に数十万の現金が出てきてしまったなどというケースも少なくありません。
これらの遺産は相続の対象となりますが、十数万円であれば遺族間でしっかり分ける事が後々のトラブル防止につながるでしょう。
商品券やビール券などの金券についても同様ですが、こちらは金券ショップで換金することができます。例えば全国共通商品券などは大手金券ショップであれば98%前後の金額で買い取ってもらえます。ビール券はさらに需要が高いので、ほぼ同額で買い取りしてもらえるでしょう。整理の際にうっかりクシャクシャにしてしまった!などといったことがないように気をつけてくださいね。
生のものや賞味期限切れなど、酷いときには悪臭のもととなってしまうのが食品や調味料。これらのものは基本的にすべて処分してしまいましょう。まずは冷蔵庫・冷凍庫のチェックから。大きなものから順に捨てていくと作業効率も上がります。重要なのはその処分方法です。液体の調味料は新聞紙や布にしみこませてから可燃ごみとして処理します。油は市販の凝固剤で固めるとこれも可燃ごみになります。そのまま?排水溝に捨てるのはNG。火事の原因になったり、環境破壊にもつながってしまいます。
医薬品は市販であれ、お医者さまに処方されたものであれ、基本的に全て廃棄が望ましいです。ただし薬の種類によっては自分で廃棄すべきでないものもあります。例えば薬を投与するための注射器などもその一つ。必ずかかりつけの医師に相談の上、病院や薬局に返却すべきものはすぐ対処するようにしましょう。
各家庭に1つは設置されている消火器。これもいざとなるとその処分方法に困るものです。消火器の使用期限は10年といわれていますので、その期限内であればどなたかにお譲りするのも一つです。もしも期限が切れてしまっている場合はリサイクルで処分してしまいましょう。国内メーカーの消火器であれば、リサイクルが可能です。まずは「消火器リサイクル推進センター」へ問い合わせてみることをお勧めします。
今回は、小さいけれども処分に困りがちな遺品をご紹介しました。
いずれも遺品整理をしていると必ずと言っていいほど出てくるものですので、お困りの際にはぜひ参考いただければと思います。他にも整理作業の際には様々な悩み事や不明点が出てくることがあるかと思いますが、その際もぜひこのブログを参考になさってみてくださいね。
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