遺品整理 買取で高く売れるものとは?...
遺品整理で業者に依頼するとお金が掛かります。 しかし、遺品整理によって、得をする!なんてこともあるのです。それ...
- 2018.05.11
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大切な人が残した遺品。処分しなければならないけれど「大切にしていたものを捨てるのに罪悪感を覚える」という方が数多くいらっしゃいます。
遺品整理に伴う様々な感情と向き合い、罪悪感を乗り越えるにはどうすべきなのでしょうか。原因や対策をまとめました。
なぜ遺品を捨てることに罪悪感が生まれるのでしょうか? まずは理由を知ることが有効です。
罪悪感が生まれる理由として、「遺品を見て故人を思い出してしまう」ということは多いです。その遺品が故人の宝物だった場合、やはり簡単には捨てられません。また、生前の写真や日頃よく使っていた品なども思い出してしまう遺品のひとつです。勝手に処分して、天国にいる故人が悲しむのではないかと心配になってしまうのは当然でしょう。
仏壇や神棚など、宗教に関する品物を処分する場合、「宗教の違いで管理できない、バチが当たりそうで怖い」という声もよくあります。神様など信じていない人でも、故人が信仰していた宗教の品々をいざ捨てるとなれば、気が引けるものです。そしてこういった品物は大きなものが多く、室内のスペースを大幅に取ってしまうため、引き取るのも難しいことがままあります。
片付けが苦手な人や、物持ちのいい人に多い、まだ使えそうだから捨てるのはもったいないという理由で罪悪感が湧くケースもあります。物を捨てる行為そのものに罪悪感が生まれてしまって、捨てられないという人もいます。古い物、汚れた物でも、まだ使えそうであればついもったいないと感じてしまい、処分できません。
「遺品を捨てる罪悪感をなくしたい」と思ってはいても、具体的な方法がわからずに悩んでいる方も多いことと思います。
遺品をなかなか捨てられない人は以下の方法を実践してみてください。
いつか誰かが使うかもしれない、と思っていても、そのいつかは来ないことがほとんどです。
一度、「モノ」として割り切って、自分が捨てなくてもいずれ誰かが捨てるのだと考えてみると整理が進むかもしれません。
遺品をすべて捨てなければいけないということはありません。本当に大切で思い出の詰まっている品物は、形見として残すという選択肢もあります。
故人が一番大切にしていたものなど、残しておきたいと思った時には無理に捨てる必要はありません。このように考えることで、精神的な負担を少しでも軽くすることができます。
神社やお寺で「遺品供養」を行っているところがあります。お焚(た)き上げという形で、遺品を燃やします。お焚き上げとは「形見の品を浄火で天にお送りする」ものです。日本の遺品供養は、仏教でも神道でも、大部分がお焚き上げによって行われます。自分でゴミのように単純に捨てるよりは罪悪感は薄いでしょう。
故人がどうしてほしいと願っているか考えてみましょう。罪悪感を持ってしまう理由が「勝手に捨てたら故人に悪い」というものなら、「故人の気持ち」がなにより大事なはずです。故人は「遺品など使わないなら捨ててもかまわない」という考えだったかもしれません。遺品整理をするときは、自分の思いで判断するよりも「生きていたらあの人なら捨てる」という物から捨てましょう。遺品をむやみに溜め込んで窮屈な思いをする必要はありません。
自分ではどうしても捨てられないなら、専門業者に依頼するのも1つの手段です。何を残して何を捨てるべきかアドバイスをもらうことも可能になりますし、自分で運べないような大きく重い不用品でもスタッフが運んでくれるため負担もありません。提携している供養施設やお寺などで遺品の供養をしてくれる業者もあります。忙しいまたは遠方で同席する時間が取れない方のために、遠隔で作業の様子を確認できるサービスを行っている業者もあります。
今回は、遺品整理に伴いがちな罪悪感の原因と、乗り越え方について紹介しました。
遺品整理をすることになった場合は、インターネットなどであらかじめ不安材料への対処法を調べて、精神的な負担を軽くして取り組みましょう。
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