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遺品整理がつらい理由と、乗り越え方

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死別は大切な人との永遠の別れです。
最初に訪れるショック期では、その事実を受け入れることができず呆然とするだけですが、時間が過ぎるにつれて状況を把握できてくると、二度と再会することができない悲しみに激しく心が揺さぶられるのです。
しかし、いつまでも下を向いているわけにはいきません。一体どうすれば悲しみを乗り越え、遺品整理を開始できるのか考えていく必要があります。
つらい理由と乗り越え方をまとめました。

遺品整理がつらい理由

遺品は「死後に残した品物。形見の品」という意味をもっています。もう見ることができない笑顔や、肌のぬくもり、優しい心遣い・・・。遺品を見るたびに懐かしさと寂しさが交差することで、遺品整理を辛くさせてしまいます。

気持ちの整理がつかない

持ち主が亡くなった愛用していた品々は、「モノ」から「思い出の品」に変わります。特に突然大切な人を失った場合は、一緒に行ったコンサートチケットの半券や、食事をした時のレシートさえも、同じ時を過ごした証であり、捨てることなどできません。悲しみが大きいうちは、遺品整理よりも気持ちの整理が必要となるのです。

何を残して、何を捨てていいのかわからない

衣類や日用品は残すべきか、不動産や貴金属などはどう処分したらいいのか。財産とみなされるものは親族間で意見が分かれやすく、トラブルの原因になりやすいので注意しましょう。

遠方に住んでいてなかなか行けない

遠方の故郷に親を残し、都会で働いている人は多くいます。そのような状況から時間を作ることが難しく、遺品整理に時間がかかってしまう場合があります。

整理する物が多い

処分する量が多すぎて、遺品整理が進まないという人もいます。家具や家電などの大型ごみの処分は手続きが必要であったり、決められた日にしか捨てることができないなどの手間も多く、やる気をそぐ原因となっています。

遺品整理のつらさを乗り越えるためには

大切な人が亡くなった悲しみは、簡単に癒えるものではありません。しかし、事実を受け止め、自分たちの生活を再出発させるためには、前に進む必要があります。家屋などは長く放置することで倒壊する危険も出てくるなど、遺品整理を遅らせるとトラブルも発生することもあります。「遺品整理は故人の供養」と考え、思い切って整理することを考えて進めてみましょう。

とことん悲しみに浸る

何かで悲しみを紛らわしても、ふとした瞬間に思い出し、辛い気分になることがあります。いっそ気が済むまで思い出に浸り、涙が枯れるまで泣きつくしてるのも1つの手段です。思いを吐き出すことも大切なのです
気持ちが切り替えられるようになり、故人が悲しみ続けることを望んでいないことに気づくことができれば、先に進む勇気が湧いてくることでしょう。

法事のタイミングで行う

いつまでも一人で亡き人を思い続けるのは精神的に負担になります。親族が集まる49日、一周忌、3回忌などに、ぜひ遺品整理をしてはいかがでしょうか。時間の経過が心を穏やかにし、思い出話を語りながら整理してみると、寂しさもまぎれることでしょう。

遺品整理に対する意識を変える

遺品イコール生前の記憶と考えると、なかなか処分は進みません。一度、「モノ」として割り切ってみると進むかもしれません。
思い出はいつまでも心の中にあり、そして遺品をしっかり整理することは、故人への供養になると考え方を変えてみるのはいかがでしょうか。
使えそうなものはリサイクルショップ等に売り、お金に換えるのもよいでしょう。それをお墓や仏壇、お花などの購入に充てれば、十分な供養にもなります。

遺品整理業者に依頼する

どうしても感情が絡んで遺品整理ができない場合は、専門業者に依頼するのも1つの手段です。第三者と一緒に行うことで寂しさがまぎれ、何を残して何を捨てるべきかアドバイスをもらうことも可能になります。また、忙しいまたは遠方で同席する時間が取れない方のために、遠隔で作業の様子を確認できるサービスを行っている業者もあります。

まとめ

遺品には故人の思い出が刻まれていることから、処分に踏み切ることを難しく感じる人がほとんどです。しかし前を向いて生きていくためには、事実を受け入れることが必要です。遺品整理は故人への供養と考え、不要なものは捨てていき、思い出は心に残すことが大切です。思い切って遺品整理に着手しましょう。

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